ゼミ旅行前日―準備―
大学に入って初めてのゼミ旅行（合宿）にして、3泊4日というちょっと長めな設定だったので、
準備段階で既に苦戦を強いられました。夏だし、取り敢えずTシャツが沢山あればいけるでしょ！
くらいのスタンスだったので、準備を始めたのは出発日の朝でした。泊まるホテルに何があるのかHPで調べたのですが、
イマイチ良く分からない…！結局ボストンバックには収まり切らず、キャリーを出動させる羽目になったのでした。
ホテルを調べるついでに、今回見学する美術館や博物館のことも調べようかなとも思ったのですが、
下手に先入観を持たない方が良い！との持論の元、所在地や周辺施設を調べるだけで行くことにしました。
初日は12:00に宿泊予定のホテル集合とのことだったので、
若干朝早く着きすぎるけど安上がりな夜行バスで行くことにしていたのでした。
いつも利用しているバス会社で予約を取るとまさかの2階席！
かれこれ5年ほどお世話になっていますが、2階席は初めてだったので少し興奮してしまいました(´｀)
しかし夜食を食べすぎたためにバスの出発後はほぼ爆睡していたのでした。
ゼミ旅行1日目(8/18)―大阪―
12:00にホテル集合とのことだったので、10分程前にホテルへ向かうと男子はほぼ全員、
女子はまだかなー？という感じの集まり具合でした。
普通は女子の方が早くない？という疑問は胸にしまいつつ、取り敢えずごはん！
それにしても外は暑い！！！
先生お勧めのたこ焼きを食した後、まずは国立国際美術館へ向かいました。
国立国際美術館
みんなで美術館へ向かう中、やたら近代的な建物があるな…と思いきや、それがこの国立国際美術館だったのでした。
（写真撮るのを忘れました；）
こちらの美術館ではまず、「束芋：断面の世代」という展示を観覧しました。
だまし絵のような、無限ループかと思わせるような作品や、小説『悪人』の挿絵原画、
及びその登場人物の一人である金子美保をモチーフとした作品などがあり、全体的に生々しいような、
少しグロテスクな印象を受ける作品が多かったです。
普段こういった展示を見に行くことがないので、かなり神経を使っていたように思います。
次に見たのは「横尾忠則全ポスター展」。こちらは「束芋」とは打って変わって、ポップでカラフルな作品が多かったです。
但し、全ポスターというだけあって展示されている量がものすごく多く、だんだんと、
これさっき見なかったっけ？というような状況に陥ってしまったりもしました。
新世界フィールドワーク
次に向かったのは、新世界と呼ばれる通天閣の周辺地域です。
お腹減ったしおやつにしよーう！ということで、各メディアでも取り上げられたことのあるという、
アイスドッグなるものを頂きました！なかなか美味しかったです(^^)
休憩しつつ、これからどうしようか？と作戦会議。フィールドワークだし、
この辺一帯に何があるか調査しなきゃだよね、ということでひたすら歩きまわることに。
…飲み屋街だね。結局この結論にたどり着いた私たちなのでした。因みに夜ごはんはビールと共に串揚げを食べました。
通天閣
再びゼミ全員で集合し（数名遅れましたが…）、通天閣に上ることに！
やたらとカップル向けのベンチやら何やらがあり、それが気掛かりでなりません。
夜景的な感じで楽しんだり、ビリケンさんの前で集合写真撮ったり盛り上がった私たちなのでした。
ゼミ旅行2日目(8/19)―京都―
昨日の疲れを微妙に残しつつ、9:00にホテルのロビーに集合し、2日目のこの日は大阪―京都間の移動となりました。
京都国際マンガミュージアム
閉校した小学校の設備をそのまま利用しミュージアムにしてしまったというこの施設、
大学生となった今ではすごく懐かしいような印象の建物でした。
こちらでは、各自で自由見学をした後、学芸員の表智之さんに中を案内して頂きました。
まず驚いたのは、京都「国際」マンガミュージアムというだけのことはある！
というくらい外国人のお客さんが多かったことです。
また、自由に読めるマンガが沢山所蔵されていて、満喫並みの居心地の良さだなあ…と近くに住む人を羨ましく思ったり笑
学芸員の表さんには、マンガの歴史や作り方、海外のマンガと日本のマンガの違いなどを解説して頂きました。
とても勉強になりました！
昼食、京都国立近代美術館
マンガミュージアムを出た後は、先生お勧めのおしゃれカフェでお昼ごはん！
お店もお料理も可愛くて女子的には大満足でした(^^)
そのまま向かったのは京都国立近代美術館。
こちらでは「生存のエシックス」という展示を観覧しました。
題目を見て分かる通り、科学的な展示を中心に構成されていて、個人的にすごく面白かったです！
特に宇宙庭や、蜂プロジェクトは将来性に期待大だなあ、と感じました。
欲を言うならば、脳科学の体験がしたかったです…笑
四条河原町フィールドワーク
京都と言えば京スイーツ！ということで、
周辺探索をしつつ甘味処を探すことにした私たちが見つけたのは、あぶら取り紙で有名な、、、
よーじやカフェ！パフェ美味しい！！
その後は、初日同様ひたすら周辺を歩き回ったのですが、いかんせん新世界よりどう考えても広範囲！
しかし格子状に道が区切られてるため、ここ曲がったらあそこ出るよね、
的な道の予測が出来てしまう京都はなんだか歩きやすかったです。
景観保護のため、マクドナルドやLUSH（バスグッズのお店）が茶系の色だったのですが、
あれはあれで可愛いなーと思ったのでした。
ゼミ旅行 3日目(8/20)―神戸―
ゼミ旅行も折り返しです。昨日より若干早めな8:30にホテルのロビーに集合して、この日は大阪―神戸間の移動でした。
相変わらずの猛暑日で、1か所目の目的地である手塚治虫記念館に着いた時点でかなり体力を消耗していました。
手塚治虫記念館
入口に入る前から手塚作品の中に登場するキャラクターが出迎えてくれました。
館内には手塚治虫が幼いころに描いた絵や漫画、趣味の昆虫標本などが展示されていました。
地下には実際に漫画やアニメ内で登場した機械があったり、
彼の幼少期をシナリオにしたアニメーションなども放映されていたりして、
大人から子供まで楽しめそうな構成になっていたように感じます。
宝塚劇場とミュージアム、昼食
次に向かったのは宝塚劇場とその中に併設されている小さなミュージアム。
男性客は少なく、館内は奥様方でいっぱいでした。
宝塚男役のような格好をしている女性客もちらほらいたのが少し気になります。
本命のミュージアムはというと、こじんまりしているように見えると思いきや、衣装や小道具、
舞台装置や古い作品の一部が見られる上映スペースなどなかなか充実していたと思います。
小道具を使って記念撮影が出来たりもします。
劇場内では食堂（カフェテリア？）スペースで食事も可能でした。
神戸ファッション美術館
個人的にこのゼミ旅行で行くものの内、最も楽しみにしていたのがこの美術館でした。
（とか言いつつ、写真撮り忘れました…）
しかし、行く直前になって、とある友人に「微妙だよ」と言われてショックを受けていたのでした。
そんな期待と不安両方を抱えて向かったファッション美術館でしたが、私的にはかなり面白かったです！
「世界の衣装たち」という題目のもと、本当に色々な国・地域の民族（伝統）衣装を見て、比較することが出来ました。
特にナポレオンの大儀礼服"正装"はなんと重さ20kg、着用に1時間を要すると知り、とても驚かされました。
更にライブラリーで観覧したvivienne westwood が出版した、世界に900部しかないという超大型の写真集には感動しました。
流石ヴィヴィアン！すっごくかっこよかったです。
三宮フィールドワーク
個人的に、神戸にはかわいいカフェやスイーツのお店が沢山あるというイメージを抱いていたのですが、
実際なかなか見つからない！笑
やたらと坂が多く、諦めそうになったところでかわいいお店の多い道を見つけました。
テイクアウトのみのお店が意外に多く、座って食べたい私たちは少し坂を下ったところにあったお店に入りました。
サンプルといえど大興奮！一度にこの量のケーキを頼むことはなかなか出来ないですからね。
まったりしつつ、夜ごはんについてみんなで相談。一体どれだけ食べるんだ！という突っ込みが聞こえてきそうですが…
結局、折角神戸に来たことだしね、ということで神戸牛を頂きました。すごい美味しかったー！！！
その後集合場所へ向かったのは良いものの、実はこの三宮駅、阪神・阪急・JRの3線がそれぞれ独立した駅を持っていたのです。
何となく集合場所付近に何があるかは覚えていましたが、それが何線方面なのか分からない！！
結局、ゼミ旅行3日目にして初めて道に迷ってしまったのでした。無事に着けて良かった笑
飲み会
女子の5人部屋で開催されました。みんなそんなに飲んでなかった割に、すごく楽しそうだった気がします。
外に出ていたのであんまり良く分かりませんが…最後はトランプ（大貧民）で盛り上がって終了したのでした。
ゼミ旅行4日目(8/21)―大阪―
最終日であるこの日は、初日と同じ（細かい場所は勿論違いますが）大阪（主に難波周辺）の上方演芸資料館を見学しました。
上方演芸資料館
ワッハ上方とも呼ばれるこの資料館では、上方演芸と上方喜劇に関する資料を観覧しました。
紙資料だけでなく、映像で「大阪ニワカ」を学習することも出来ました。
ただ、この映像、3Dで上映されていたのですが、わざわざその必要があるのか？
というクオリティだったので、その辺をもうちょっと、どうにかして頂ければなあ…と思います笑
昼食、解散
最終日のお昼ごはんは、これまた先生お勧めのお好み焼屋さんで頂きました！
流石本場！めちゃ美味しい！！最後まで関西を満喫出来て大満足でした。
解散前には「みやもーど」にアップする用のグループ分けが先生により発表され、
無事お家に着くまでがゼミ旅行だからね！ということで解散したのでした。
因みに私はこの後、堀江とアメ村周辺を散策して、これまた夜行バスで東京まで帰ったのでした。