宮本ゼミ 関西ゼミ合宿
三羽 隆太

はい、宮本ゼミに所属しております、国際日本学部3年の三羽隆太です。
8月18日〜21日までの宮本ゼミの関西ゼミ合宿の旅行記を書いていきたいと思います。

私にとって関西といいますと、やはり甲子園がメインであり、高校の頃は甲子園を目指して汗を流す日々、
結局は行けずじまいで終わりましたので近いようで近くない場所といったらいいでしょうか。
しかし、距離的には、なんせ実家が三重県なもんで行こうと思えば1時間半で着きますし、
2つの高速道路も通っとるもんで、全然未知の場所、行ったこともない場所というわけではありません。
今回も18日の朝9時ごろに家を出て、東海道線を使い11時には大阪に到着という、
他のゼミ生の子が夜行バスなどで寝不足で来ている中、大変申し訳ない登場となりました。
しかし、この時若干の喉の痛みあり。
これが後に関西の猛暑と合間見合って我が体に甚大な被害を与えることになろうとはその時は思いもしませんでした。
今回のゼミ合宿宮本先生を入れて、男7人女10人のメンバー。やはり女の子が多いのね〜。
さすが国際日本学部。今回の合宿では美術館や展覧会などをメインに回ります。
東京では個人的には上野で行われた「阿修羅展」ぐらいしか行ったことない、
そして関西=甲子園か阪神ぐらいにしか考えていなかった私にとっては初体験の連発でした。

1日目。今回の宿である「大和屋本店」に無事に全員集合した我々は最初の目的地である、
国立国際美術館の「束芋―断面の世界」・「横尾忠則全ポスター展」に出発。
晴れ男と自称するだけあって脅威の的中率を誇る宮本先生のパワーにより初日からすばらしい猛暑であった。
最初に回った2つの展覧会はまさしく個性の爆発とでもいうべき作品ばかりであった。
多少グロテスクなものも存在したが、そこはご愛嬌。すぐに見入ってしまった。
展覧会を見終わり、次に向かうは新世界。
今日本中で大人気の某海賊漫画に出てくる新世界が思い出され、男性陣大興奮。
まだまだ子供である。しかし、「新世界、新世界〜」と一番連呼していたのは何を隠そうこの私である。
そんな新世界では、もちろん名だたる海賊やそれを取り締まる海軍なんかと一戦交える〜わけもなく、
THE大阪と思わせるような関西弁の人たちが行きかうのを横目に、最初に大阪名物の串かつをつまみに乾杯。
すばらしいゼミ合宿の幕開けになったのであります。しかし、この時の私の体温は37度を絶対に超えていた気が・・・。

2日目。この日は大阪を飛び出して京都に出発。最初に向かった先は「京都国際マンガミュージアム」。
廃校になった学校を再利用し、いたるところにマンガが置き、誰でもそれを見ることができる。
他にもマンガについての知識を広げるために、様々な物が壁に貼られていた。夏休みということもあり、
客の入りはとてもよく、特に子供たちが階段や廊下などで、熱心にマンガを見ていたことが印象的であった。
後半からは研究員の表智之さんにミュージアムの案内をしていただきました。
とてもわかりやすく説明していただきありがとうございました。
その後、先生お勧めのおしゃれいなカフェで昼食。京都の猛暑を考えひたすら食べて体力回復を図った。
午後からは京都国立近代美術館で「生存のエシックス」展見学。
個人的には美術展を見学したというよりも、水遊びにジャングルジムと体を動かしていた印象が強い。
地元の大学生さんともお話しすることができ、就活について本気で考えさせられる2時間であった。
フィールドワークは四条河原近辺をブラブラ。
せっかくドックカフェに初上陸したのにお目当ての犬はおらずショボーンですよ。
しかし、夕食は豪華に奮発したので財布にはダメージが残ったがいい思い出ができた。
ちなみに旅館に帰って風邪で若干ダウン。薬を恵んでくれた美春ちゃんに感謝です。

3日目は、人生初の宝塚。手塚治虫記念館はいうまでもなく大興奮で見学。
正直全部見て回れませんでした。一箇所に時間をかけてしまい、ジャングル大帝レオエリアで打ち止め。
悔しい限りなので、今度宝塚に旅行にきたら真っ先にここに来ることに決定。
その後は昼食を食べ、宝塚劇場とプチ・ミュージアムを見学。
かっこいい女の人って羨ましいと本気で実感。世の中のセレブ奥様方をすべて虜にできるなんて・・・。
先生の意外な変顔にも笑わせていただきました。バスで移動の後向かったのは神戸ファッション美術館。
ファッションにあまり興味のない私にとっては無縁かなと考えていた場所だったが、
絵画や彫刻などもあり、楽しみながら回ることができた。
ゼミ旅行最後のフィールドワークは阪急三宮駅周辺。ここでは歩いたA。
1時間半の間で合計5キロは歩いたのではないだろうか。途中高級ステーキ店に入っていくゼミ生を発見するも、
財布と相談の結果安いラーメンに収まった。純粋に悔しかった。バイトしなければと切に考えた。

最終日、一日目に行く予定であった上方演芸資料館を見学。
個人的にはとても久しぶりにやってきた吉本。
家族で来た時はこんなにもお笑いブームがやってくるとは予想もしなかったほど前なので、
若手芸人のライブのために並ぶ若者を見て驚いた。前きたときにはいなかったような・・・。
見学の後はやはり大阪といえばお好み焼きでしょってことで、近くのお好み焼きやにGO〜。
おいしく腹いっぱいいただきました。ここでゼミ旅行の全日程を終了、解散となった。
私はまたもや一人東海道線で三重県までもどっていったとさ。
私の中でこれほど美術館や展覧会を回ったことはなかったが、帰ってきて早々浮世絵展に行ったりと、
なんだかんだで少しハマってしまった、こんなゼミ旅行だったとさ。

inserted by FC2 system